こんにちは。LGBTサポートチームココカラ!の奥 結香です。

今日は、津久見小学校にて、講演をさせていただきました。

 

講師:奥 結香

参加者:全校児童270名、保護者70名、教員

「男らしさ、女らしさより大切なこと」という題で、セクシュアリティに関するお話させていただきました。

今回の講演は、以前、講演をした際に聞きにきてくださった小学校教諭の方からの依頼。

今の大分の状況がある中で小学校でセクシュアリティに関する内容の話を・・・というのは、自分が教員だったとき(元々支援学校で教員をしていました)にはできなかったのでは?と思います。保護者からどう思われるのだろうか等こわかったので・・・

全校児童対象だったこともあり、お断りしようかとも考えたのですが、その先生の依頼に感動してやってみることにしたんです。

 

小学校でのお話しは初めてで、全校児童対象だったということもあり、どこまで理解できるかな?どこに焦点をあてて話そうかな?と当日の朝までパワーポイントをずっといじっていました。

 

1時間ほどの講演のあと、手をあげた児童、約15名ほどが感想を話してくれました。(声が小さくて聞こえなかったりもしたけれど)

 

「女の子が女の子を好きになったらいけないと思っていたけど、いいんだと知れてよかった」

「男の子になりたかった・・・今も男の子がいいなって思うけど、それでいいのだと思った」

「男の人と男の人が結婚してもいいんだと知れて、よかったです」(結婚はできないけれど結婚式をあげている友だちがいる話をした)

 

話す内容への反省もあるので今後、改善していきたいなと思いますが、まずは、聞いてくださった子どもたちの心に少しでも何かが残ったのであれば嬉しいなと思います。

 

最後に、PTAの方に向けて、聞いてくださったことへの感謝、「もし自分の子どもがセクシュアルマイノリティであったら一人で悩まないでほしい」ということ、津久見小学校の先生方が素晴らしい場所を用意してくださったことをお伝えしました。

もしかしたら、批判がくる可能性もあるかもしれませんがそんな時はその声をちゃんと受け止めて次に進みたいと考えています。

 

津久見小学校の先生方、子どもたち、保護者のみなさん、ありがとうございました!!

奥 結香

 

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